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【特集】第0回 アニソンDJと学ぶテキサスホールデムのルール。はじめてのアミューズメントポーカー。

(PR記事)

皆さん、こんにちは!この連載では、国内でも火の付きつつある「テキサスホールデム」について魅力をお伝えしていきます。SNSやインタネットで徐々に話題になっている「テキサスホールデム」、しかし海外ではポーカー=「テキサスホールデム」と認識されているくらい一般的なルールになります。


今回は、初回ということで、テキサスホールデムの基本ルールから説明していきましょう。テキサスホールデムは、ポーカーの一種で、世界中で多くの人々に親しまれています。このゲームは、最もシンプルなルールの中にも奥深い戦術が詰まっており、プレイヤーの腕前や運だけでなく、相手の心理を読むことが重要。

ポーカー(テキサスホールデム)のルール

ポーカーとは、5枚のトランプカードで役(「ハンド」とも呼ばれます)を作り、その役の強弱を戦わせ合うテーブルゲームです。


一言に「ポーカー」と言ってもそこには細かな種類がいくつもあるのですが、本資料では最も一般的であり、m HOLD’EMでも採用されているルール「テキサスホールデム」についてのみ解説します。

テキサスホールデムの目的は

「手札+場に置かれた札から最も強い役を作って、対戦相手に勝利し、各プレイヤーが賭けたチップを獲得すること」
です。
テキサスホールデムは以下の流れで進行します。なお、各項目は「ラウンド」と呼ばれます。


1.ディーラーが各プレイヤーへカードを2枚ずつ配布する。各プレイヤーは手札を確認して、ゲームに参加する(チップを賭ける)のか降りるのかを決める

2.ディーラーが場の中央で3枚のカードを公開する。前ラウンドでゲームに参加した者は手札2枚+場の3枚を見て役が作れるかを判断し、さらにチップを賭けるのか降りるのかを決める。

3.ディーラーが場の中央で4枚目のカードを公開する。残ったゲーム参加者は手札2枚+場の4枚を見て役が作れるかを判断し、さらにチップを賭けるのか降りるのかを決める。

4.ディーラーが場の中央で5枚目のカードを公開する。ゲーム参加者は手札2枚+場の5枚を見て役が作れるかを判断し、さらにチップを賭けるのか降りるのかを決める。最後まで残ったゲーム参加者同士で手札を公開し合い、勝敗を決める。勝者が場のチップをすべて獲得する。

各ラウンドを詳細に解説します。


<ラウンド① 手札配布と最初の賭け(プリフロップ)>


ディーラーとはゲームにおける親であり、各プレイヤーへカードを配布したり、場にカードを並べる役のことです。海外カジノや国内ポーカー施設ならその店員が、知人間で遊ぶ場合は各プレイヤーが交代で担当します。
注意が必要なのは、前者の場合であれ後者の場合であれ、「ディーラーボタン」という小さなボタンが卓上に存在することです。


 このボタンの意味は状況により異なります。なおいずれの状況でも、ディーラーボタンは新ゲーム開始時に時計回りで移動します。

状況1:施設店員が専任でディーラーを務める場合
→ディーラーボタンは「スモールブラインド」「ビッグブラインド」(詳細は後述)を決めるために使われます。

状況2:各プレイヤーが交代でディーラーを務める場合
→ディーラーボタンは現在のディーラーが誰かを示すための目印のため、また「スモールブラインド」「ビッグブラインド」を決めるために使われます。

ディーラーがシャッフルした山札から、カードを2枚ずつ各プレイヤーに配布します。なお、この配布は時計回りの順番で行われます。


当然ですが、各プレイヤーは配布された手札が他プレイヤーから見えないように注意してください。ちなみにこの手札確認の際は、テーブルからカードを持ち上げてはいけない(カードの隅だけをめくり上げて確認する)というマナーがあります。

 
テキサスホールデムに限らず全種類のポーカーには、ゲームに対する最低参加料が存在します。この最低参加料はテーブルにより異なります。腕に自信のあるプレイヤーほど、最低参加料が高額(=勝つと得られるチップの数もより多くなる)のテーブルを選べるということです。
ディーラーから見て左隣のプレイヤーを「スモールブラインド」、スモールブラインドから見て左隣のプレイヤーを「ビッグブラインド」と呼びます。これら2種のプレイヤーを「ブラインド」と総称します。


プレイヤーが賭けたチップを卓上に提出することを「ベット」と呼びます。
手札が全員に配布された後、スモールブラインドのプレイヤーはテーブルごとに定められた最低参加料の半額を、ビッグブラインドのプレイヤーは参加料の定額を必ずベットしなければなりません。
上掲の画像では最低参加料が2チップ分、ということになります。

※画像に記載されている「UTG アンダー・ザ・ガン」とは、「ベットするか、降りるのかを最初に判断するので不利なポジション」という意味です。覚えなくてもゲームプレイに支障はありません。
※画像に記載されている「ポット」とは、「卓上に提出されたチップの合計」を意味します。

ブラインドのベットが終わったら、ビッグブラインドの左隣プレイヤーから時計回り順で以下のアクションのうちどれか1つを選択します。


コール:前の人と同じ額のチップをベットすること。
レイズ:前の人のベット額へさらに上乗せしてベットすること。いくら上乗せするのかは自分で決められる。


役に自信があるとき、または他プレイヤーにブラフ(後述)を仕掛ける時のアクションです。
フォールド:勝負せずにこのゲームから降りること。以後、このゲームには参加することはできません。フォールドするまでにベットしたチップは返却されません。
勝てなさそうな時には、潔く降りて損失を抑えるのも大切なことです。
チェック:ベットせずに、自分の順番をパスすること。0チップをベットするアクション、とも捉えられます。そのラウンドで自分より前の人が誰もベットをしていない状態の時のみ行えます。
最後まで勝負したいが、ベット額は現状でもう充分と判断した時のアクションです。
(現ラウンドの「プリフロップ」では行えません)

現在の手札2枚からどのような役を作れそうか、慎重に判断してアクションを決めましょう。
フォールドした者を除く全プレイヤーのベット額が同額になった時、ゲームは次ラウンドへ移行します(テキサスホールデムでは全員のベット額が同額になるまでラウンドが進みません)。
なお、ブラインド以外の全員がフォールドを選択した場合、ビッグブラインドが勝者となりポットのチップをすべて獲得します。

<ラウンド② 場にカード3枚が公開(フロップ)>


 
前ラウンドでゲームが成立した後、ディーラーはテーブル中央に3枚のカードを設置します。
このカードは「コミュニティカード」と呼ばれます。プレイヤーは手札+コミュニティカードの内任意の3枚で役を作ることができます。
プレイヤーは引き続き時計回り順で、コール/レイズ/フォールド/チェックを選択しましょう。フォールドした者を除く全プレイヤーのベット額が同額になった時、ゲームは次ラウンドへ移行します。

<ラウンド③ 場にカード4枚目が公開(ターン)>


 
ディーラーはテーブル中央へ4枚目のコミュニティカードを公開します。
プレイヤーは引き続き時計回り順で、コール/レイズ/フォールド/チェックを選択しましょう。フォールドした者を除く全プレイヤーのベット額が同額になった時、ゲームは次ラウンドへ移行します。

<ラウンド④ 場にカード5枚目が公開(リバー)>


 
ディーラーはテーブル中央へ5枚目のコミュニティカードを公開します。これが最後のコミュニティカードです。


 
フォールドした者を除く全プレイヤーのベット額が同額になった時、いよいよ残ったプレイヤーは手札を見せ合います。この手札発表を「ショーダウン」と呼びます。


最も強い役を成立させたプレイヤーが勝者となり、ポットのチップをすべて獲得できます。
ここまで一連の流れを「ゲーム」と呼びます。1試合はゲーム複数回の繰り返し(回数は試合規定により異なります)から成立します。
試合終了時の最終的なチップの多寡で各プレイヤーに順位が付けられます。

重要なのはテキサスホールデムの最終目標が「ゲームでの勝利」ではなく「試合終了時に最も多くのチップを獲得していること」である点です。


「実際には弱い役しか作れないのだが、強気なベットを繰り返すことにより、まるで強い役を成立させているかのように他プレイヤーを騙してフォールドさせる。」
という戦略が認められています。このハッタリを「ブラフ」と呼びます。
プレイヤーの技術はベット/フォールドの判断やその際の言動、勢いにこそ現れるということです。これこそポーカーが「究極のマインドスポーツ」と呼ばれる所以でもあります。

ポーカー 役一覧

ポーカーの役は、その成立の難易度(=確率)によって強弱を決定します。
同じ役で勝負する場合は、数字がより大きいものを勝者と判定します。その強さは以下の通りです。
A > K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2

最上位の「ロイヤル(ストレート)フラッシュ」ともなると、その成立確率は単純計算で約65万分の1、要するにまず見ることはない役です。対して最弱の役である「ワンペア」の成立確率は約49%、何度も目にすることになります。弱い役から暗記していきましょう。

<① 役なし(「ハイカード」、もしくは「ブタ」とも呼ばれます)>


ポーカーの役を成立させる要素は、
同じ数字の組み合わせ
連続する数字の組み合わせ
5枚すべてが同じ柄(スート)の組み合わせ
の3つです。強い役ほどこの3要素が複合します。
この3要素が含まれず何の役も成立しない状態を、「ハイカード」、もしくは「ブタ」と呼びます。

ハイカード同士で強弱を競う時は、より強い数字のカードを持っていたプレイヤーの勝ちとします。

<② ワンペア>

同じ数字が2枚あることで成立します。
ワンペア同士で強弱を競う時は、より強い数字のペアを持っていたプレイヤーの勝ちとします。
もし同じ数字のワンペア同士で競うことになった場合は、残ったカード(キッカー)の数字で決めます。

<③ ツーペア>

同じ数字2枚の組み合わせが2つあることで成立します。
ツーペア同士で強弱を競う時は、より強い数字のペアを持っていたプレイヤーの勝ちとします。
もし同じ数字のツーペア同士で競うことになった場合は、残ったカード(キッカー)の数字で決めます。

<④ スリーカード>

同じ数字3枚の組み合わせがあることで成立します。
スリーカード同士で強弱を競う時は、より強い数字3枚を揃えていたプレイヤーの勝ちとします。

<⑤ ストレート>

柄(スート)に関係なく、連続する数字のカードを5枚揃えることで成立します。
なお、Aを挟んでKと2をまたぐことはできません。例えば「Q・K・A・2・3」のストレートは認められないということになります。
ストレート同士で強弱を競う時は、より強い数字で役を成立させたプレイヤーの勝ちとします。
ただしストレートの強弱比較において、基本的には最強の数字であるAの扱いは状況により変化します。ストレート内でAを最大値とするA ・K・Q・J・10のストレートは最も強く、その逆にAを最小値とする5・4・3・2・Aのストレートは最も弱いと判定されます。

<⑥ フラッシュ>


5枚すべてを同じ柄(スート)で揃えると成立します。
フラッシュ同士で強弱を競う時は、より強い数字を含んでいたプレイヤーの勝ちとします。

<⑦ フルハウス>

②ワンペアと④スリーカードを同時に揃えることで成立します。
フルハウス同士で強弱を競う時は、より強いスリーカードを含んでいたプレイヤーの勝ちとします。

<⑧ フォーカード>

同じ数字4枚を揃えることで成立します。
フォーカード同士で強弱を競う時は、より強い数字4枚を揃えていたプレイヤーの勝ちとします。

<⑨ ストレートフラッシュ>


⑤ストレートと⑥フラッシュを同時に揃えることで成立します。
ストレートフラッシュ同士で強弱を競う時は、⑤ストレートの時と同じくより強い数字で役を成立させたプレイヤーの勝ちとします。Aの扱いも⑤ストレートと同様です

<⑩ ロイヤル(ストレート)フラッシュ>

ロイヤル(「王の」、「高貴な」)という形容詞を背負うにふさわしい、最強のストレートフラッシュを揃えることで成立します。
最強の役であり、手札2枚+コミュニティカードの内3枚を用いて役を作るテキサスホールデムのルールでは他プレイヤーと被ることもあり得ません。成立した時点で勝利が確定します。
ただし、その成立確率は0.00015%。一生に一度見られるかどうかという天文学的な確率です。

これで、テキサスホールデムの基本ルールはおおよそ理解できたかと思います。ただし、このゲームは単純なルールだけではなく、戦術や心理戦が鍵となるため、実際にプレイしながら様々な局面を経験することで、より深く理解ができるでしょう。

さて、次回以降の連載では、アニソンDJが、テキサスホールデムの攻略法や心理戦のコツ、おすすめのスマートフォンアプリm HOLD’EMでのプレイ方法などを紹介していきます。これからテキサスホールデムに挑戦しようと考えている方や、すでにプレイしているけれどもっと上達したいと思っている方は、ぜひこの連載をチェック。

また、m HOLD’EMはオンライン対戦が可能なスマートフォンアプリ、友達や世界中のプレイヤーと繋がりながら楽しむことができます。初心者向けのチュートリアルや練習モードも充実しているので、安心して挑戦できます。

最後に、テキサスホールデムは遊びで楽しむことはもちろん、大会やトーナメントで上位入賞を目指すことも可能です。プロのポーカープレイヤーになる夢も、このアプリから始まるかもしれません。皆さんもこの機会にテキサスホールデムの世界に足を踏み入れてみてください。

それでは、次回の連載でお会いしましょう!今後も「テキサスホールデム」の魅力を存分にお伝えしていきますので、お楽しみに!

©SEGA  © Sammy 2021


m HOLD’EM(エムホールデム)アプリ公式サイト

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