AKAI PROFESSIONAL 新製品MPC KEY 61リリースのお知らせ ブランド史上初の音楽制作用スタンドアロン・シンセサイザー・キーボード
MPC Key 61はMPCの革新的なワークフローを受け継いだ音楽制作用スタンドアロン・シンセサイザー・キーボードです。25種類のインストゥルメント・プラグインと、アフタータッチ対応セミウェイト鍵盤を採用したパワフルなワークフローが実現します。
アメリカ、フロリダ州フォートローダーデール (2022年6月24日) – 音楽プロデューサーおよび、パフォーマー向けの音楽機材開発におけるリーディングブランド「Akai Professional」は音楽制作用スタンドアロン・シンセサイザー・キーボードの新製品「MPCKey 61」を発表しました。膨大なバーチャル・インストゥルメントとエフェクトを収録し、アフタータッチ対応の61鍵・セミウェイト鍵盤と高い信頼と評価を得ているMPCが1つになった音楽制作ツールです。かつてないほどのクリエイティブな表現と、パワフルなスタンドアローン・ワークフローを実現します。
伝統のMPC
MPCの正確なシーケンスとサンプリングのワークフローは長年に渡りチャート上位のヒップホップ、ポップ、エレクトロニックミュージックを支え、モダンミュージックの歴史はMPCと共に歩んできたと言っても過言ではありません。スタンドアロン MPC シリーズには、革新的なミキシング用プラグインとインストゥルメント・プラグイン、直感的なユーザー・インターフェースなどの最新の技術が採用されており、現代の音楽を大きく成長させるツールとなりました。MPC Key 61は真の次世代音楽制作ツールの中核にふさわしいマシンとなり、新たな時代を創り始めます。
パワフルなサウンド
MPC Key 61の中核となるのは、あらゆるジャンルの音楽にフィットする現代的な音質のサウンドを備えた25種類のユニークなインストゥルメント・プラグインを含むサウンドパレットです。定番アコースティック楽器から未来的なシンセまで豊富なサウンドが収録おり、クリエイティブな音楽制作や表現力豊かな演奏が可能になります。
Fabric XLはダイナミックでパワフルなシンセエンジンと、サンプリングされたアコースティックサウンドを含む現代的な音楽制作に最適なシンセサイザーです。幅広いプリセットのセレクションは革新的なマルチサンプルベースのシンセ・エンジンによって最先端のパフォーマンスとサウンドを実現するフラグシップ・シンセです。
OPx4はFMのクラシックなサウンドを再現するパワフルな4オペレータのFMシンセ・エンジンです。視認性と操作性が高く、インターフェイス上でエフェクトやパラメーターを操作することでサウンドデザインに没頭することができます。
Stage Piano、Session Strings、Stage EP、Organは、アコースティック楽器と電気機械式楽器のサウンドを提供するプラグインです。Stage Pianoは、Steinway(R)グランドピアノとBechstein(R)アップライトピアノを含む特別なコレクションで、豊かなピアノ・トーンがラインナップされています。Session Stringsは作曲家の切り札となるべく、精巧に作られたオーケストラ楽器群です。繊細なソロ・ヴァイオリンから弓奏楽器の力強いアンサンブルまで、深みと奥行きのレイヤーを生み出すために必要なエッセンスが揃っています。Stage EPの音色はRhodes、FM Electric Piano、Wurlitzer(R)などのクラシックなキーボードの音色を忠実に表現しています。また、レズリー・スピーカーのシミュレーションを使用したOrganプラグインでは、ソウルフルなハモンドオルガンの音色が再現できます。
すべてが揃ったMPC
アフタータッチ/ベロシティ対応セミウェイテッド・61鍵盤を採用し、インストゥルメント・プラグインとができます。サウンドのカスタマイズ、表現力豊かな演奏のレコーディングからクリエイティブな音楽制作までが1台で完結するMPC Key 61は、現代の音楽プロデューサーが必要とするすべての機能が詰め込まれています。
16個のベロシティ対応RGBバックライト付ドラムパッドを搭載。従来のMPCならではのビートメイキングとワークフローが実現します。トランスポートコントロール・ボタンセクションも搭載されており、リズムやシーケンス作成もスムーズに行うことが可能です。 視認性に優れた7インチ・マルチタッチ・スクリーンでは、あらゆるサウンドプリセットを直感的にブラウズし、アイデアを素早くシーケンスすることができます。 4つのQ-LINKノブはエンドレス・ノブとなっており、AIR Music Tech製の数々の賞を受賞したエフェクトなどのパラメーターアサインとコントロールが可能。リアルタイムにオートメーションを作成し、クリエイティブな音楽制作を行うことができます。
様々な機器の接続に対応し柔軟なルーティングを実現するI/Oにより、スタジオ環境を統合したワークフローが実現します。MIDI Multi機能は最大32台のMIDIデバイスをUSB経由で接続できます。また、USB クラスコンプライアント・オーディオインターフェースを使用して入出力を最大32チャンネルまで拡張することも可能です。USBキーボード、MIDIインターフェース、USB to CVモジュールなど様々なMIDI機器を同時に接続しルーティング可能。モジュール音源にピッチベンドとモジュレーション・ホイールを使用することで、より魅力的な表現が可能になります。また、ハイエンドプリアンプとAD/DAコンバーターを搭載した24bitオーディオインターフェイスを搭載しており、コンデンサーマイク用ファンタム電源付きコンボXLR/TRS 1/4”入力は専用のゲインノブを装備。2系統のメイン出力と2系統のサブ出力を装備しボーカルのレコーディングやギターやベースなど、あらゆる楽器のレコーディングが可能です。
Akai ProfessionalのプロダクトマネージャーのDan Gillは次のように述べています。
「パンチの効いた暖かいサンプリング、ユニークなスイングとグルーブ、タイトなシーケンスを始めとしたMPCの特徴的なサウンドは、数え切れないほどのメジャーな楽曲で使用されています。伝統なMPCに現代的なインストゥルメント・プラグインとプレミアムな鍵盤を追加MPC Key 61は、ヒットチャートを賑わすサウンド制作ツールをあらゆるジャンルの音楽制作者に提供します。」
主な特徴
● 25種類のインストゥルメント・プラグイン
● アフタータッチ対応の61鍵・セミウェイト鍵盤で表現力豊かな演奏が可能
● 4 GBのRAM、Quad-core ARM(R) プロセッサーを搭載したパワフルなスタンドアロンマシン
● Note Repeat機能/ベロシティ対応RGBバックライト付ドラムパッドx16
● アサイナブル・タッチストリップ・コントローラー搭載
● INST/LINE入力切替 & ファンタム電源付きハイエンドプリアンプを搭載した入力を2系統装備
● 高品位AD/DAコンバーターを搭載した24bitオーディオインターフェイスを搭載
● 視認性に優れた7インチ・マルチタッチ・スクリーン搭載
● パワフルな128トラックMIDIシーケンサーを搭載
● Wi-Fi/Bluetooth 接続にも対応
● Q-Linkノブを4つ搭載し、様々なパラメーターをアサイン可能
● ピッチベンド・ホイール/モジュレーション・ホイール搭載
● トランスポートコントロール・ボタンセクション搭載
● USBクラス・コンプライアントのオーディオインターフェースやUSB MIDIデバイス対応
● ライン出力端子4系統装備
● 8トラックのオーディオトラックを搭載
● アナログ・モジュール対応のCV/GATE出力8系統を搭載
● デスクトップ用DAWソフトウェアのMPC2を付属
発売日:2022年6月24日
市場想定売価(税込):198,000円
MPC Key 61には、MPC 2.11デスクトップ・ソフトウェアが無償でダウンロード提供されます。
詳しくは、akai-pro.jpをご確認ください。